TRPGシステムチェックシート

TRPGのシステムの特徴を見分ける上で、どこから読めば良いのかわからないという意見に対して行ったチェック
 
Q1.そのシステムは演技・演出に対してチットやポイントを配布しますか?
例:カオスフレア、天羅WAR
Y:そこがそのシステムの特徴のはずです。そこを中心に読みましょう。
N:Q2へ
 
Q2.そのシステムは何らかの条件でPCがNPC化する場合がありますか?
例:ブレイドオブアルカナ、ダブルクロス
Y:そこがそのシステムの特徴のはずです。そこを(ry
N:Q3へ
 
Q3.そのシステムでは、ダンジョンに潜る場合のトラップ・遭遇などに関するルールがありますか?
例:アリアンロッドD&D
Y:そこがそのシステムの特徴(ry
N:Q4へ
 
Q4:そのシステムでは、他のシステムでは余り使われていない珍奇な世界設定を使用していますか?
例:扶桑武侠伝、戦国異聞録KANUI、ゲヘナ
Y:そこがそのシステム(ry
N:Q5へ
 
Q5.そのシステムの世界設定の中には、特にルールとして表現されてる物が存在しますか?
例:真・女神転生200X(悪魔召喚、合体ルール)、SW2.0(剣の欠片)
Y:そこが(ry
N:そのシステムに見るべき場所は、恐らく何もありません。
 
……このチェックリストだとAの魔法陣は見るべきものが無いって事になるんだが、流石にアレはそれ以前の問題として違和感が芽生えそうなのでそれでも良いかなとか。

『破戒劔師』2巻 ずっと皇帝陛下のターン!

ヤングキングアワーズで連載中の武侠物漫画の第2巻。
主人公の回想シーンから始まり、サブキャラ達も回想シーンを入れてキャラの掘り下げをしていくの巻。
宮廷内に要るため、2巻はずっと皇帝陛下のターン。
2巻はずっと皇帝陛下のターン。
 
2巻第二話(第八話)での初登場し、1巻での主人公を超える勢いで好い気になってる皇帝陛下。
折角だからサンプルキャラに剣侠皇帝が居るカオスフレア脳で読んでみた。
 
***
GM「というわけで次は皇帝への謁見シーンだ。」
PL「またイベントか。そればっかだなさっきから。」
GM「テメェが勝手に暴れだすから捕まえて牢屋に入れたら、勝手に過去話で自己演出始めただけだろっ!!」
PL「そうだっけ? まぁ、進めようか。」
 
GM「と、いうわけでキミは皇帝陛下の前に連れてこられたわけだが。」
PL「じゃあ、斬りかかるわ。」
GM「おまwww2度ネタ禁止wwwww」
PL「達成値は……まぁ、ボチボチ出たな。フレアを使って達成値を上げる必要は無いな。」
GM「OK。ならば皇帝は切り返しだ。」
PL「……は?」
GM「皇帝と言えば剣侠皇帝に決まってるだろ? 武侠には切り返しが存在する。あ、クリティカルだから成功な?」
PL「ちょ、冷静になろう。」
GM「お前が言うな。あぁ、吹っ飛ばされて膝を付いた無礼者に皇帝陛下はこう言い放つよ。『それが拝礼の型だ。良く覚えておくが良い。』」
PL「好い気になりやがったっ!!」
 
PL「さっきのダメージはちょっちやべぇ。牢屋のシーンで出たNPC厨師が回復してくれなかったらHPが消えてたぜ。」
GM「ほほぅ。あの飯のお陰で助かったと?」
PL「遺憾ながらそう認めざるをえない。」
GM「剣侠皇帝はニヤリと笑ってこういうわけだ。『ワシの飯は美味いか』」
PL「マルチブランチとかwww」
***
 
2巻丸々最期までこんなノリで好い気になった皇帝陛下万歳。

『惑星のさみだれ 7』ヒーロー参ッ上ォ!!

打ち切られないと良いなとドキドキしながら読んでた物語も7巻目。
開幕当時と比べて、全く別人のごとく成長した主人公がここに出現。
 
今回のメインは表紙の通りの少年少女。そしてゆーくんと三日月。
少年少女に対するゆーくんや三日月の態度は、東雲半月を彷彿とさせる態度。
かつて見た“大人”の態度を、子供たちの前で演じる彼ら。超格好良い。
 
カバー下で嘆いている姫とか、やーこの告白に対する答えとかは華麗にスルー。
ノリノリのゆーくんがこの後どうなるかは……まぁ、そういうことで。

『ゲッターロボ飛焔3』新たなるゲッターロボの伝説が……終わらない

コミックバーズで連載されていた、ゲッターロボの最終巻。
ついにゲッタービームも解禁され、地球規模な敵との最終決戦。
敵も味方もゲッターロボも、目玉はみんなぐるんぐるん。
 
2巻くらいから気になっていた、「ラストはどうするんだろう」という疑問。
最終巻だけあって、ちゃんと話にオチが……つきませんでした!
最後まで広げるだけ広げた風呂敷を、畳もうとせずに投げっぱなし。
実に完璧な終わり方……アレ?

『キングダム 13』武神、猛将、大将軍

まだまだ続く趙と秦の戦争、前の巻で活躍した信達は休憩し、戦争全体の動きが焦点。
前半の主役は蒙武。自分の武力を元に部下を引っ張っていく猛将。
……半包囲の状態を強引に食い破るってどんだけー?
 
後半の主役は龐煖。軍を率いずに単独で秦軍の中に現れた武神。
一人で大暴れをしているものの、戦争自体には対して影響を与えない動き。
それで良いのか趙の総大将。
 
戦争には影響を与えない動きをしている龐煖に対し、秦軍総大将の王騎は真逆。
部下の将軍に指示を与え、自らが戦場に直接立たずに、戦場全体を支配する。
 
この世界(必ずしも古代中国ではない)を代表する3種類の将軍が出たところで、果たして主人公の信はどのような将軍へと成長してゆくのか、あるいはそこまで話が続くのか?!
そんなことを考えながら続きを待つ日々。でってう

ラーメンの話

ラーメンは難しい料理である。
誰が作ってもさほど不味くはならないが、旨いラーメンを作るのは物凄く難しい。
デパートの地下や高速道路のサービスエリアにあるフードコーナーで、ほとんどが席料としか思えない500円ラーメンでも不味くはない。
「あぁ。こんなものか。」と最初から諦めてる味がそのまま出てくるだけである。
だが、街を歩いて入ったラーメン屋で、700円払ってそれとさほど変わらない味が出たら、少しだけ困る。食えなくはないだけに困る。
1000円払っていた場合は? この世界に神が居ないことを思い出すだけだ。今日の自分の様に。
 
頼んだのは肉ラーメンだ。
肉という要素に興味を惹かれた。だってチャーシューじゃなくて肉だよ? 肉。
腹は減っているが、ライス類を追加したいわけでもなく、単品の餃子がメニューにあるわけでもない店ではこういうのを頼むのも良いじゃないか。
 
出てきたラーメンは、スープが薄めの茶色。その上にこげ茶色の鰹節の細切れになったカスらしきものが浮いている。
中央にサイコロステーキ状の肉の塊がゴロゴロ。焼き色は付いてないが火は入ってる様子。脂身が見えるから豚肉だろう。
それに押しのけられたかのような位置に、ネギとメンマがそれぞれ一塊となって入っている。麺はスープに沈んでいて見えない。
 
始めにスープを飲む。魚貝系の良いスープだ。花丸をあげよう。
次の一口の期待が高まる。麺を食うべきだ。むしろ食わねば。
箸で引き上げた麺は太め。中太麺という奴か? 少し縮れていて、スープを絡めようという意図が見える。
そして食す。ずるずるずる。
……おや、硬い。歯応えとしてはくにゅ……ぐに……いや、ぐにゅだな。ぐにゅ。
職場で使ってるシリコンパッキンがこんな感じではなかろうか。胸に入れたら型崩れはしないだろうが、硬すぎで一発でばれる。
そして肉を食う。タレとかが絡めてあるわけではなく、スープに合わせた薄味の様だ。
食感はやはり固め。パサついて喉が渇く。が、欲しいのはこのスープじゃない。
ずるずるずる。おや。麺が無くなった。少なめだな。
……はて。どうして肉はまだ半分近くあるんだ?
ふっしっぎだなー?
 
反省会をしよう。全員整列。
まずスープ。キミは良い。キミがこのラーメンのメインだ。1番気合が入っている。周りがキミに合わせるべきだ。
メンマとネギも良い。何時もの様に自然にそっとラーメンの中に居た。量的な問題も無い。
麺はちょっと待て。キミは太りすぎだろう。しかも筋肉太りだ。
このスープと一緒になるなら、キミはもっと細くなければならない。柔らかくなるかどうかは好みだ。
キミにはキミの良さがある、それは認める。だが、キミの視線はスープを見ていない。もうちょっと互いに向き合って良い物を作るべきだと思わないかね?
最後に肉。「ボクは追加注文として呼ばれただけで、元から入っていたわけじゃないから関係ありません。」そんな顔をしてる場合じゃないだろう。
この明らかに女性向けの、量が少な目であるラーメンにそんなに入ってどうする。豚に小判も良いところだ。
しかも、薄味で歯応えがあり、パサ付くとは何事だ。
スープにアクセントを加えるわけでもなく、スープと絡むわけでもなく、口の中の水分を吸って喉が渇く。最悪じゃないか。
スープを飲みながら食って喉が渇く感覚なんて始めて! けど嬉しくもなんとも無いねっ!!
どうせ豚肉ならば、スーパーで売ってるやっすいハムを、半分に切ってから3枚くらい入れれば良いんだ。
魚貝系スープなだけに、はんぺんをでっかく入れても面白い。肉ラーメンとは絶対に呼ばないが。
 
一つ一つの要素はそれぞれ悪くは無い。むしろ良い物があると思う。
しかし、チームワークが欠片も無い。互いの要素を引き立てようとしていない。まるで柿の種チョコレートの様だ。
個別の要素に値段を付け、合計すれば1000円になるかもしれない。だが、1000円の味はこれではない。
500円の味かと言えばそうでもない。料理として根本を見失っているが、ラーメンとしては成立している、そんな感じだ。
 
2度とあの店には行かない。そういう愚痴。

逆三日坊主の法則

ふと閃いたことを深くは検証せずに書いてみる。
 
三日坊主という言葉がある。
習慣的なものを「これをやろう」と始めるも、3日もすると面倒になって「もういいや」と辞めてしまうことだ。
けど、3日目を超えて4日目も続くと、案外「やらなきゃならんのではないか?」と思ってしまう場合がある。
それを、逆三日坊主の法則と呼んでみる。
 
例えば、新しい仕事を始めた時、初日はわけがわからず戸惑い、2日目3日目はまだ緊張が続くが、4日目くらいからは何か慣れてきた気がしてミスが出る。そんなことは無いだろうか?
あるいは、定期刊行の雑誌や続き物の単行本などで、3冊4冊と続けて買ってると、実際に面白いかはどこか疑問を感じながらも、続きを買わなきゃならないという脅迫観念に襲われないだろうか?
逆に、毎回見てたアニメを、撮り逃したり撮り溜めしてる状態が3回4回と続いて、見るのを辞めてしまったことはどうだろう?
 
3回目、あるいは4回目辺りに、習慣として「当たり前のもの」と感じてくる閾値があるのではないだろうか?
となると、「今日から毎日何かをしよう」と思う場合には、「とりあえず4日ほどやってみよう」とすると、その後も自然と続いてくるのではなかろうか?
または、「これを辞めよう」と思ってる場合には、「とりあえず4日我慢しよう」という手が使えるのではないだろうか?
更には、「やっべ、3回連続でサボっちまった」という場合には、「今回やらないとこのまま二度とやらないのではないか?」くらいの気分で螺子を巻きなおす必要があるのではないだろうか?
 
……ちなみに、これは前の奴から中3日で書いてます。